米国株式市場を取り巻く難問

Wednesday September 5, 2007

さて、9月のマーケットが始まった。何を買おうか、と投資者たちは情報収集に忙しいが、歴史的に見ると、9月は冷たい月だ。1950年から現在までを振り返ると、ダウ指数は平均で1.0%の下げ、そしてS&P500指数は0.7%の下げになり、9月は1年で最も成績が悪い月だ。

下がダウ指数のようすだ。

0904dow.gif

(灰色が1980年から現在まで、そしてダークブルーが1950年から今日までを示す。見てのとおり、9月のマーケットが一番悪い。)

もちろん、新しくなったのは月だけで、米国市場は相変わらず難問に取り巻かれている、とダグ・カシュ氏は言う。

1、低迷の続く住宅市場

とにかく住宅が売れない。現在、売りに出されている住宅数は史上最高に達し、完全に需給関係が崩れている。1960年以来、米国の経験した不況は、先ず住宅市場の下落から始まっている。

2、心配な小売セクター

個人消費が鈍り始め、クリスマスシーズンの売上が懸念される。

3、信用収縮

以前のような、簡単に資金が調達できる時代は終わった。

4、連銀に期待しすぎる投資者たち

とうぜんのことなのだが、先ず問題が起き、それから連銀が立ち上がる。連銀の措置は、いつも後手だ。今月、利下げがあってもなくても、連銀が米国経済を直ぐに大きく変えることは無理だ。

更にカシュ氏は、いまだに強気すぎる投資者、それに楽観的すぎる企業収益予想を挙げている。

(参考にしたサイト: http://www.marketwatch.com/news/story/commentary-bad-news-bulls-its/story.aspx?guid=%7B17489757%2DF30C%2D4552%2DB874%2DD6EF44C69683%7D

http://www.chartoftheday.com/20070831.htm?A

http://www.thestreet.com/s/kass-9-reasons-the-feds-cant-save-stocks/newsanalysis/investing/10377640.html?puc=_tsccom&)

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