Thursday August 23, 2007

US Market Recap

必要なのは情報?

昔は、朝刊と夕刊で十分だった。しかし、テレビが台頭して、新聞では情報が遅すぎる時代が訪れた。そして今日、情報源のナンバー1は、急速に普及しているインターネットだ。テレビや新聞も、インターネットに進出しているのが現状だから、もはやテレビとインターネットの区別は無くなってしまった。

簡単に素早く情報を入手できるのは嬉しいが、その反面、インターネットにはやたらと雑音が多い。特に株をやる人なら、あちこちのサイトを回って、寄付き前に大量なニュースを読むことができる。本人はニュースを読んでいる、情報を収集していると思っているかもしれないが、もちろんそれらは単なる雑音にすぎない可能性もある。言うまでもなく、雑音を頼りに投資して、好結果を得ることは難しい。それでは、どう情報を集めるべきか?ドナルド・ラツマヒナ氏の意見を聞いてみよう。

1、こう質問してほしい。今、読んでいるニュースは歴史の教科書に載る価値があるものだろうか?答えは、9割9分ノーだ。ざっと記事に目を通す必要などない。ヘッドラインを見るだけで十分だ。

2、ニュースに時間を大きく割くのではなく、歴史を読んでみよう。歴史は雑音を省いて、背景、状況、事情などが詳しく説明されている。ある事件が起きた場合、重要なことは、その事件の背景をつかむことだ。それが理解できない限り、事件を正しく解釈するのは難しい。ほとんどのニュースは、単なる事件のレポートにすぎないから、肝心な背景を欠いている。

3、情報源を減らそう。もう一度サイトを検討して、本当に必要な情報源だけを、お気に入りに入れよう。

4、思想家たちの言葉を読もう。本を全部読む必要はない。便利なのはbrainyquoteだ。ジャンル別に分けられているから、興味のあるものを選んで、毎日少しずつ読んでみよう。思想家たちの言葉には、知恵が凝縮されているから、ニュースなどよりずっと役に立つ。

5、読む目的を設定しよう。面白そうなヘッドラインだ。何が書いてあるのだろう、と何の目的もなく、ニュースを読み始めてはいけない。たとえば、フォードの売上大幅減のヘッドラインがあったとしよう。なぜ減ったのだろう?どこがフォードのシェアを奪ったのだろう?といった疑問を持って読めば、受け身ではなく積極的な情報収集ができる。

6、目的を持って読むことと同様に重要なのは、実際に使えそうな情報があるかどうかを、気にしながら読むことだ。フォードの例に戻ろう。売上が減ったのは、小型トラックの販売数が大きく落ち込んだため、そしてシェアはトヨタに奪われた、ということが記事から分かったとしよう。それでは、それらの情報で、直ぐ投資行動に移ることができるだろうか?

直ぐ使える情報は、ハードインテリジェンスと呼ばれている。今日、インターネットに氾濫しているのは、雑音とソフトインテリジェンスが主流だ。特に、スパム・メールは雑音以下の悪質なものが多いから、スパム対策には力を入れたい。

(参考にしたサイト: http://www.lifehack.org/articles/productivity/eight-tips-to-find-your-information-oasis.html

Stocks You Need To Know About

二つのブレイクアウト

S&P500指数(5分足)

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トレンドライン(青)を突破したら買ってやろう。今日の高値(水平線)を抜いたら買ってやろう。両者とも、上放れ地点には長い陽線ができあがり、待ち構えていた買い手の様子がよく分かる。

Wall Street English

利下げ?

こういう見出しがあった。

Fed rate cut? Don't bank on it

ここで言うrateは、先日引き下げられた公定歩合ではなく、フェデラルファンズと呼ばれる短期金利のことだ。

来月に連邦公開市場委員会があるが、見出しによれば、金利引き下げを当てにするな、ということになる。

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バーナンキ連銀議長

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