星と株式市場

Tuesday June 5, 2007

株を買うなら、満月の日が良いだろうか、それとも新月の日が良いだろうか?馬鹿らしい質問のように聞こえるが、2001年9月、ミシガン大学のキャシー・ユアン氏は、株と月に関するレポートを発表している。48カ国の株式市場が対象になり、株の上昇率が勝っているのは新月の日だ。

月を気にする人がいるくらいだから、星の動きを、投資に利用するファンド・マネージャーもいる。ヘンリー・ワインガーテン氏は、そんな一人だ。金融占星家、という言葉があるようだが、ようするに星占いを使って株や先物の値動きを予測するわけだ。

金融業界には、私たちが思っている以上に星占いが浸透している、とワインガーテン氏は言う。「非常に著名な人たちが星占いを利用しています。現に、アメリカやヨーロッパの大手ミューチュアルファンドには、星占いを取り入れているところがあります。この傾向は、インドや中国では更に強くなります。」

ワインガーテン氏の本拠地はニューヨークにある。ファンドマネージャーが専業の氏だが、金融占星家として、機関投資家たちに売買タイミングや企業買収のアドバイスなども行っている。

金融占星家、異様な響きのある言葉だが、惑星の並び方と金融市場には相関関係がある、という考え方が基盤になる。ようするに、過去の株式市場を調べて、こんなことが起きた時は、惑星配置がこうなっていた、というデータを集めて繰り返されるパターンを見つけるわけだ。

既に、20年以上星占いを研究しているワインガーテン氏は、こう語る。「私は他のファンドマネージャーと同様に、市場のテクニカル分析、そしてファンダメンタル分析もしています。星占いは、単に一つの道具として使っているだけにすぎません。」

更に氏は、これらのことを予測をしたと付け加える。

・1990年の東京市場暴落。

・1997年のホンコン市場暴落。

・正確な日付までは予測できなかったが、2001年9月のテロによる世界的株安。

・オイル価格は80ドルに達する。(そこまでは行かなかったが、78ドルを記録した。)

・米国住宅市場の低迷。

なかなか素晴らしい予想だが、いまだに大手ファンド会社からは、ワインガーテン氏に声がかからないという。

(参考にしたサイト: http://papers.ssrn.com/sol3/papers.cfm?abstract_id=283156

http://www.ft.com/cms/s/bdaf3202-0b25-11dc-8412-000b5df10621.html

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