米国不動産とドル安

Thursday May 17, 2007

海外からアメリカを訪れる観光客にとって、ドル安は嬉しいニュースだ。同じ金額で、余分にドルが手に入るわけだから、何となく儲けたような気分になってしまう。もちろん、逆の立場から見れば、アメリカ人にとって海外旅行は割高になった。そこで今日は、ドル安用の投資を紹介しよう。

「ドル安で、米国不動産が魅力的になる」と、winninginvesting.comのハリー・ドマッシュ氏は言う。もちろん、アメリカ人にとってではなく、外国人投資家にとって魅力的、という意味だ。特に、米国住宅市場は低迷しているだけに、ドル安のお陰で、米国不動産は割安なレベルに達し始めているらしい。

たしかに、住宅価格が下がっているアメリカだが、一般個人投資家は、そう簡単に何件も住宅を購入することはできない。そこで、ドマッシュ氏が勧めるのは不動産投資信託(REIT)だ。

REITには2種類ある。

1、エクイティ型REIT: 実際に不動産を所有し運用するもの。

2、ファイナンス型REIT: 不動産ローンに投資するもの。

ドマッシュ氏が推奨するのは、1のエクイティ型REITだ。

全米不動産投資信託協会の発表によると、2006年、エクイティ型REIT指数は約30%の伸びがあった。もし、配当金を加えて計算すれば、この数値は34%になる。

適切なエクイティ型REITを選ぶには、次の点に気をつける必要がある

1、時価総額が5億ドル以上あること。

2、株価は10ドル以上あること。

3、機関所有率が50%以上あること。

4、アナリストは、「Hold」またはそれ以上の格付けをしていること。

5、来年度の一株利益は、5%以上の成長が見込まれていること。

6、過去5年間、毎年配当金が5%以上増えていること。

7、現在の配当利回りは2.5%以上あること。

8、資本てこ率は5以下であること。

上記の条件に当てはまるものが下記だ。(注:これらは投資アイデアであり買い推奨ではない。)

Ashford Hospitality Trust (AHT)、Cousins Properties (CUZ)、Entertainment Properties Trust (EPR)、

Alexandria Real Estate Equities (ARE)、Corporate Office Properties Trust (OFC)、Ventas(VTR)、

Acadia Realty Trust (AKR)、Federal Realty Inv. Trust (FRT)、Kimco Realty (KIM)、The Macerich Co.(MAC)。

参考にしたサイト: http://articles.moneycentral.msn.com/Investing/RealEstate/FallingDollarShouldLiftRealEstateTrusts.aspx

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