皆さんは優良株をどう定義するだろうか?冗談まじりに、「儲かるものなら何でも優良株さ!」、と言う人もいるが、簡単なようで中々うまい答えが浮かんでこない。
英語では、優良株のことを「ブルーチップ」と表現する。ポーカーをする人ならお分かりと思うが、値段の高い青いチップのことだ。ということは、株価が高い値嵩株が優良株だろうか?もしそうなら、グーグル(GOOG)は約463ドルで取引されているから、間違いなく優良株だ。しかし、多くの投資者たちは、グーグルは優良株ではなく成長株だ、と言う。
それなら、巨大企業はどうだろうか?現在、アメリカの株式市場で、最も時価総額が高いのはエクソン・モービル(XOM、4300億ドル)、ゼネラル・エレクトリック(GE、3660億ドル)、マイクロソフト(MSFT、2840億ドル)、シティグループ(C、2620億ドル)、そしてバンクオブアメリカ(BAC、2360億ドル)だ。これは5社はブルーチップだろうか?ほとんどの人たちの回答は「イエス」だ。
どうやら、小型企業は避けたほうが良さそうだが、ハリー・ドマッシュ氏(投資アドバイザー)に優良株を定義してもらおう。
「先ず、時価総額ですが、銘柄は上位2%から選んでください。ですから、500億ドル以上の時価総額です。米国株式市場には、現在7500以上の株が上場されていますが、500億ドル以上という条件を満たす企業は130社ほどです。
時価総額の次は、銘柄はS&P500指数に含まれている必要があります。簡単に言えば、S&P500指数はS&P社のアナリストによって選ばれた、米国を代表する500の優良企業です。
時価総額とS&P500銘柄の条件を満たすだけでは十分でありません。ミューチュアルファンドや機関投資家たちの動きも見てください。成績の良い優良株を振り返ってみると、60%から95%の株が機関投資家たちに保有されています。ですから、少なくとも60%の数値が必要です。
アナリストの格付けも参考にしましょう。一般的に、strong buy、moderate buy、hold、moderate sell、strong sellという格付けが使われますが、対象になるのはstrong buyとmoderate buyに属する銘柄だけです。」
更にドマッシュ氏は、優良株の条件として、向こう5年間の年間平均一株利益成長率が10%以上見込まれていること。株主資本利益率(ROE)は15以上あること(過去5年間の平均)。負債比率は、業界平均より低いこと。毎年売上高は5%の成長があること。そして、株価は200日移動平均線より上にあること、をあげている。
以上全ての条件を満たす5銘柄を記しておこう。これらは買い推奨ではなく、投資の一アイディアであることをお断りしておきたい。
Cisco Systems (CSCO)、 Wells Fargo (WFC)、 PepsiCo (PEP)、 United Technologies (UTX)、
Lowe's (LOW)
