US Market Recap
銘柄選びのコツ
ニューオーリンズから北へ車で1時間、と聞いても、何の景色も頭に浮かんでこない。「田舎です。隣の家は遠くに小さく見えます」、と言うのはヘッジファンド・マネージャーのデービッド・ランドリー氏だ。「人里離れた場所ですが、インターネットのお陰で、ビジネスには全く支障がありません。」
ある本の前書きの中で、ランドリー氏はたしかこんなことを書いていた。「新しいトレードの本が出版されると、どうしても買ってしまうのです。もちろん、既に知っている手法かもしれませんが、とにかく買わないと気がすまないのです。正真正銘の、トレード方法論ジャンキーです。」思わず笑ってしまったが、これで氏をぐっと身近に感じることができた。
ランドリー氏は、数日間で終わるスイングトレード、そして数週間におよぶポジショントレードが専門だ。先日、ストック・ティッカーに氏のインタビューが掲載されていたので、その一部を見てみよう。
「私が株を始めたキッカケですか?80年代の終わり頃、初めてミューチュアルファンドに投資しました。手書きチャートを壁に貼り付けて、毎日の値動きを追いました。しかし、動きがゆっくりなので直ぐ飽きました。そこで1990年、古くなったボートを売って株を買いました。いきなり1ドル50セント下げ、本当にハラハラしましたが、運良く株価は持ち直してくれました。
スイングトレードをするようになったのは、株や先物のデイトレード経験が土台になっています。デイトレードは、その言葉が示すように、今日買ったものは今日中に処分しますから、オーバーナイトでポジションを持つことはありません。しかし、はっきりとしたトレンドがある場合は、とうぜん数日間持ち続けた方が利益が大きくなります。ですから、私は短期トレンドが明確な銘柄だけを狙って、そのトレンドが終わるまで持ち続けることにしたのです。
スイングトレードの最も重要なことですか?値動きです。値動きしかありません。たまに移動平均線を入れて、トレンドを確かめることはありますが、私は指標を使いません。出来高も見ません。とにかくチャートをパッと見ただけで、直ぐにトレンドが分かる銘柄を選ぶのがコツです。
トレーダーとして長生きする方法ですか?多くのトレーダーは、自分のスタイルを持っていません。少し説明しましょう。マーケット状況に合わせて、トレード方法を使い分けることを勧める人が多いですが、私はそれは間違いだと思います。今日のマーケットは方向性がはっきりしないから、リバーサルトレードをやってみよう。これは行けそうだから、ブレイクアウトを狙ってみよう。これらは単に、マーケットを追い回しているだけです。そうではなくて、自分のパターンが現れた時だけにトレードするのが肝心だと思います。」
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