US Market Recap
年末に買える10銘柄
単に避けられている銘柄を狙うのではなく、徹底的に忌み嫌われている株を買え、と経済コラムニストのジム・ジューバック氏は言う。ただし、条件が一つある。買うのは、今直ぐではなく年末まで待つこと。もう少し、氏の説明を聞いてみよう。
「2004年にも同じやり方で、10銘柄を勧めましたが、先ず結果を見てみましょう。投資期間は2004年12月15日から、2005年の12月15日までです。この間、S&P500指数は6%の伸び、そしてダウ指数は+2%でしたが、勧めた10銘柄は平均で14.9%の上昇でした。
買った10銘柄は、Charles Schwab(SCHW)、Hasbro(HAS)、Interpublic Group Of Companies(IPG)、Merck(MRK)、MBNA(バンク・オブ・アメリカに買収されました)、Nokia(NOK)、Reynolds&Reynolds(REY)、Teva Pharmaceutical(TEVA)、Western Digital(WDC)、Westwood One(WON)です。
今回もこのやり方で成功する保証はありませんが、一つ指摘したいことがあります。最近、投資グループによる企業買収が目立ちます。一般的に、資産の豊富な割安株が買収ターゲットになりますから、現在忌み嫌われている銘柄が対象になる可能性が高くなります。
叩かれた株を買う方法で有名なのは、the Dogs of the Dow strategyです。対象になるのはダウ指数に属する30銘柄だけですが、簡単に説明しましょう。たとえ同じ額の配当金でも、株価が下がると、配当利回りは上昇します。ですから、ダウ銘柄の中で最も利回りが高い10銘柄を12月31日に買って1年間持ち続ける、という方法です。成績の方は、ここ2年間は冴えませんが、1928年から2003年を振り返ると、年間平均で13%ほどの利益がありました。
the Dogs of the Dow strategyの問題点は、ダウ30銘柄に限定されますから、あまりにも選択肢が狭すぎます。これが、最近2年間の成績低迷の一原因と思われます。ですから、私はマーケット全体から銘柄を選ぶことにしました。
銘柄選択条件の中で、特に大切なのはレラティブ・ストレンクス(チャートについてくるRSIではなく、マーケット全体との比較)と、現在の株価です。銘柄はレラティブ・ストレンクスが20以下のものに絞りました。これで、下から数えて20%以内で低迷する株が手に入ります。更に、株価も52週間の安値から20%以上離れていないものに限定して、嫌われ度を確かめます。」
それでは、現時点(10月23日)における、今年の年末用の買い10候補を記そう。(注:これは買い推奨ではなく、単なる投資アイディアであることをお断りしておきたい。)
1. Newmont Mining (NEM) 2. Quest Diagnostics (DGX) 3. Red Hat (RHAT) 4. Helix Energy (HLX)
5. NAVTEQ Corp (NVT) 6. Biovail (BVF) 7. Sierra Health (SIE)
8. Vantana Medical (VMSI) 9. Hydril (HYDL) 10. Microsemi (MSCC)

