なぜ、ヤフーは下げているのだろう?なぜ、スターバックスは買われているのだろう?「人々は、「なぜ」を気にしすぎます。株投資での成功に、「なぜ」はどうでもよいことです」、と言うのはテクニカル・アナリストのジョン・マーフィー氏だ。
ご存知のように、テクニカル・アナリストは、売上、一株利益、キャッシュフローなどの要素は分析に一切使わない。チャートと指標だけが頼りだから、多くのデイトレーダーやスイングトレーダーは、テクニカル・アナリストの意見に耳を傾ける。
テクニカル・トレードはテクニカル分析を基盤にした売買方法だが、これには10の基本ルールがある、とマーフィー氏は言う。いくつか見てみよう。
1、トレンドの確認
先ず、月足チャートや週足チャートを使って、ここ数年間のトレンドを確認しよう。それが済んだら日足チャートで中期トレンドを調べ、その次に日中足で短期トレンドを確かめよう。私は短期トレード専門だから週足は見ない、という人がいるが、短期チャートの騙しに惑わされないために、長期チャートを使うことは大切だ。
2、トレードをトレンド方向に合わせる
日足チャートで売買する人なら、トレンドを決定するのは週足チャートだ。週足が上げ基調なら買いだけを考慮して、日足チャートで買いのタイミングをつかもう。60分足でトレードする場合なら、トレンドを決めるのは日足チャートになる。だから、日足が下げ基調なら、60分足で空売りのタイミングを探す。
3、高値と安値の確認
以前の高値と安値は、レジスタンスレベルやサポートレベルになりやすい。また、以前のサポートレベルがレジスタンスレベルに、そして以前のレジスタンスレベルがサポートレベルになることが多いから注意したい。たとえば、30ドルにレジスタンスラインが走っていたとしよう。株価がそこを突破すると、30ドルのレジスタンスラインはサポートラインに変わる。
4、値戻しレベルを頭に入れる
上昇する株は、必ず利食われて下げが始まる。これが押し目買いの機会になるわけだが、半値戻し(50%)や38.2%レベルを頭に入れておこう。
トレンドを確認しろ、とマーフィー氏は指摘するが、実際にはどうやって確かめるのだろう。トレンドラインや移動平均線が一般的に利用されるが、ここでストキャスティクスを使った方法を紹介しよう。
ストキャスティクスは、ジョージ・レーン氏によって考案され、%Kと%Dと呼ばれる2本のラインが使用されている。一般的には買われ過ぎ、売られ過ぎの判断に利用されるが、トレンドを見る場合は%Kの1本だけが要る。パラメーターは39に設定して、数値が50より上ならアップトレンド、そして50より下ならダウントレンドだ。例として、ペプシコーラの日足チャートを載せておこう。

