October 2005 のトップ・ストーリー一覧

October 1, 2005

ハリケーン・リタとインド

アウトソーシングと呼ばれる外部委託が当たり前の時世になった。おかげで職を失った、と憤慨する人たちが増えているが、企業側から見れば経費削減につながる重要な一対策だ。外注の行き先は、何と言ってもインドが圧倒的に多いが、AP通信からこんな報道があった。 テキサスに本拠地を置く、イフェクティブテレサービス社は、インドにコールセンターを設けて顧客サービスを行っている。コスト削減の一環として...

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October 3, 2005

第4四半期、米国資金は日本へ向かう

第4四半期のマーケットが始まる。ここまでを振り返って、アメリカの一般投資家たちは、あることに気がついたことだろう。二つのハリケーン、値上がりの続くオイル、ガソリンが大きな話題になった第3四半期だが、アメリカ株に投資をするミューチュアルファンドは平均で4.3%の伸びを見せた。しかし、米株以外に投資をするインターナショナルファンドは11.7%の上昇だ。 先週発表されたデータによれば、...

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October 4, 2005

自動車売上ダウン、人気上昇の自転車

オイル高、ガソリン高、ハリケーン・リタ、そんな心配に関係なく、アメリカの製造業は大きな伸びを見せた。9月分のISM指数は59.4と発表され、単に予想の52を上回っただけでなく、ここ13ヶ月で最高のレベルを記録した。これでインフレ懸念が更に高まり、マーケット関係者たちは金利引き上げ政策が続行される、と確信したようだ。 予想外だったISM指数とは逆に、予想どおりの結果だったのは先月の...

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October 5, 2005

円買い47%、円売り32%

先月5日、108円76銭だった米ドル/円相場だが、現在114円27銭で取引されている。ドル高になった理由として、ハリケーン・カトリーナがアメリカ経済に与える影響はごく限られていること。そしてシカゴ購買指数やISM指数を見て分かるように、下向きになると思われた米国製造業が、逆に予想以上の成長を示していること。更に短期的なドル買い理由としては、11月と12月に金利引き上げの可能性を示唆するフ...

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October 6, 2005

金は800ドルを超える!?

金は先週、ここ17年間の高値を突破した。と言うと、猫も杓子も金買いに奔走しているように思われるが、実際はとても静かだ。正確に言えば、アメリカのマスコミは金をほとんど話題にしない。なぜ大衆は金に飛びつかないのだろうか。グリーンブックインベストメントの、ジョン・マークマン氏はこう語る。「一般に金と言うと、ネックレスやコイン、それに金庫に保管されている金塊などが想像されます。今日のように不動産...

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October 7, 2005

企業生産性と大リーグプレーオフ

ワールドシリーズへの出場権をかけて、火曜から大リーグのプレーオフが始まった。水曜の試合ではシカゴ・ホワイトソックスの井口選手が逆転3ラン本塁打を放ち、あと1勝でリーグ優勝決定シリーズに進出できる。以前は野茂選手の姿しか見られなかった大リーグだが、松井選手のいるヤンキースを、日本から応援している人たちもいることだろう。 さて人気のプレーオフだが、CNNの報道によれば、これは企業側に...

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October 8, 2005

米国小売業界、クリスマスシーズンに赤信号!?

まだ10月だ、と言われるかもしれないが、米国小売業界はクリスマスシーズンの売上を心配している。主な小売銘柄を見てみると、ホームデポは7月の頂点から13%の下落、ウォルマートは7月の高値から15%の下げ、そしてターゲットもホームデポと同様な動きを示し、投資者たちも小売業界には悲観的な態度を表している。 クリスマスの売上が懸念されるのは、オイルの値段が大きく上がり、燃料費が各家庭に負...

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October 10, 2005

株投資最高の武器

プルーデンシャル証券が、テクニカルリサーチ部門の閉鎖を発表したのは先週のことだった。広報担当のジム・ゴーマン氏は、現在の米国株式市場環境、そして変化する顧客ニーズが閉鎖の原因、と説明している。おかげで、人気テクニカルアナリスト、ラルフ・アカンポラ氏が失業してしまったが、これでプルーデンシャル証券は、ファンダメンタルズだけで株を分析することになった。 チャートやインディケーターを使...

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October 11, 2005

インフレより怖いもの

米国短期金利は予想以上に上がる。それが大手銀行、証券会社のアナリストが出した結論だ。「たしかにインフレ懸念はあるのですが、マーケットはそれを無視し続けてきました。しかし、ここに来て、投資心理に変化が見られます」、と語るのはウィンダムファイナンシャルのポール・メンデルソン氏だ。今週から本格的な決算シーズンが始まるが、メンデルソン氏は、更にこう付け加える。「企業は、上昇するエネルギーコストに...

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October 12, 2005

応用したい投資実験結果

デルタ航空、ノースウエスト航空、デルファイ、どれも連邦破産法に基いて、会社更生手続きの申請をした企業だ。ミシガン州に本拠地を置くデルファイ社は、従業員数18万5000人の大手自動車部品メーカーだが、この破綻でゼネラルモータースが向こう2年間で倒産する確率は、10%から30%に上がったという。 会社と心中を覚悟して、奇跡的なカムバックに賭けることもできるが、それでは投資としてリスク...

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October 13, 2005

米国ペット産業、愛犬のためなら何でもする!?

昔、犬は残り物なら何でも食べた。ご飯に味噌汁でも問題はなかった。とにかく、残飯整理に犬は好都合だった。しかし、犬の健康に気が使われる時代になり、犬は栄養バランスのとれた、ドッグフードを食べるようになった。愛犬に滅多な物を食べさせるわかにはいかない、だからドッグフードは添加物無しだ。食後は犬と散歩に出かける。外は寒い。風邪をひいては大変だから、犬にはセーターを着せる。 ペットの健康...

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October 14, 2005

いよいよ本格的に米国不動産の冷え込みが始まる!?

全米平均の30年住宅ローン利子が6.03%に達し、とうとう6%を上回った。これで不動産マーケットの冷え込みが確実だ、そんな声も聞こえてくる。一年前の利子は5.74%だったから、5%台が6%台に入ると、何か途方も無く上がったような感じがする。「二つのハリケーンにもかかわらず、先週発表された雇用統計には、予期されたような悪い結果は見られませんでした。逆に2006年度の経済成長速度は上がりそう...

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October 15, 2005

逆思考、日米に共通する相場のルール

株投資で最も重要なルールは何だろうか。機関投資家のコンサルタントとして知られるドナルド・ラスキン氏は、多数意見の逆を行くことだ、と言う。そんなことを聞くと、「人の行く裏に道あり、花の山」、を思い出される方もいることだろう。言葉、文化の違いはあっても、相場の基本は共通のようだ。ラスキン氏の話を続けよう。 「市場を独占する意見と正反対な行動をとることが鍵ですが、だからといって、私は大...

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October 17, 2005

レフコスキャンダル、株式市場は大丈夫?

レフコ、耳慣れない名前だ。メリルリンチやゴールドマンサックスならまだしも、レフコでは返答のしようがない。最高経営責任者が不正を犯して首になった、そんな程度の認識だったが、米国株式市場に、レフコはどうやら悪影響を与えるらしい。説明に入る前に簡単に記しておこう。レフコは全米最大の、独立系先物ブローカーだ。 長い話を短くすれば、レフコは経営破綻の危機に瀕している。原因はレフコ最高経営責...

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October 18, 2005

ブルの言い分、ベアの言い分

しばらくおとなしくしていたオイルが、先物市場で1ドル43セントも上がっている。何かと思えば、カリブ海に熱帯性低気圧が発生し、またフロリダやルイジアナ州が襲われる可能性があるからだという。「明らかに過剰反応です。こんな薄っぺらなニュースでの急騰ですから、投機家たちが単に買い煽っているだけです。長続きすることはないでしょう」、とマーケットストラテジスト、マイケル・カーティ氏は言う。 ...

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October 19, 2005

フランス流ガソリン代節約法、ある迷案

ここ15年間で最悪、そんな見出しで卸売物価指数の大幅上昇が報道されている。アナリストは1.2%増を予想していたが、ガソリン、天然ガス、そして灯油の急騰を受けて、実際に発表された数値は+1.9%だった。先週出された消費者物価指数も大きな跳ね上がりだったから、これでますますインフレ懸念が高まってしまった。 このような状況では金利引き上げに終わりは来ない、と思ってしまうが、ピムコ(大手...

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October 20, 2005

アメリカ株式市場、テーマは商品

インフレ、膨大な財政赤字、エネルギー価格、ハリケーン、支持率低下の大統領、上昇する金利、差し迫るグリーンスパン氏の任期切れ、と不安材料ばかり並べたが、米国株式市場はこんな憂鬱な状態から簡単に抜け出すことができるのだろうか。ここで紹介したいのが、ビジネスウィーク誌が行った、ベンチャーキャピタリストとして知られるトム・タウリ氏のインタビューだ。 「これほど株に対して悲観的になったは、...

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October 21, 2005

超弱気論、少し強気論

ダウ指数の第2波は4時間前に終了し、第3の下げ波動が始まろうとしている。この波動は暴落へと続き、ハロウィーン頃がクライマックスになる。そして、ダウ指数は第4波、劇的な3日間のラリーを展開する。しかし次の第5波は、ハロウィーンに記録した安値を割ることになるだろう。投資者に勧告する。株を現金化せよ。投機家に勧める。空売りを実行せよ。これは、水曜午前9時、エリオットウェーブセオリスト(株情報誌...

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October 22, 2005

ジム・クレーマー、ウォール街の悪役?それとも救世主?

ウォールストリートで最も熱狂的な男、人はそうジム・クレーマー氏を呼ぶ。とにかく型破りなのだ。半分禿げ上がった頭は汗で光り、全くおとなしく話すことができない。いきなり椅子を床に叩きつけたり、とんでもない奇声を上げる。これが株番組なのだから、本当に世の中は変わった。 今年50歳になるクレーマー氏、ウォールストリートの表も裏も知り尽くしている。80年代、ゴールドマンサックスで経験を積ん...

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October 24, 2005

まだ見えないセクターローテーション

投資者たちは、総立ちの拍手大喝采でグーグルの好決算を称賛した。339ドル90セント、+12.1%、で終了ベルを迎え、見事な高値の更新だ。グーグルがナスダック市場にデビューしたのは14ヶ月前、株価は85ドルだった。次々と新アイディアを発表し、収益は驚くペースで上昇している。こんな状況だから、アナリストたちは早速グーグルの目標株価を引き上げている。例を挙げれば、UBS証券は375ドルから43...

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October 25, 2005

平均深度1メートル、あなたは歩いてその川を渡るべきか

マサチューセッツ大学教授、ナシム・ニコラス・タレブ氏には、株トレーダーというもう一つの顔がある。著書Fooled By Randomnessは14ヶ国語に翻訳され、単にウォールストリートだけでなく、氏を信奉するビジネスマンは多い。また、エンピリカ社の会長を務めるタレブ氏は、投資家たちの資金運用も行っている。 さて、ここで氏の投資理念を明確に表す実験をしてほしい。用意するものは1枚...

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October 26, 2005

ハロウィーンを見守る小売業者

10月31日はハロウィーンだ。コスチュームで変装した子どもたちが、チョコレートやキャラメルを目当てに、各家庭のドアを叩く。CNNの報道によれば、今年人気のコスチュームはダースベーダーとバットマンだという。もちろん、子どもに混じって変装姿で近所を練り歩く大人もいる。ここで質問。大人たちが最も好むコスチュームは何でしょうか?正解は、子どもと全く同じだ。「スターウォーズをテーマにした衣装は、根...

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October 27, 2005

迷うファンダメンタルズ中心主義の投資者たち

マーケットは揉み合いが続いている。今月末で会計年度が終わる大手ミューチュアルファンドが多く、月末ラリーを期待している投資者もいるが、思ったように上がらない。かと言って、売り手が喜んでいるわけでもない。こんな状況だから、普段はファンダメンタルズだけの人たちも、なんとか方向性をつかもうと、テクニカルアナリストの意見を聞くことになる。 「もしS&P500指数が1168、そしてナスダック...

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October 28, 2005

業績悪化とトイレの使用時間

48分。これは自動車労働組合の契約書に記されている、従業員が一日で許可されているトイレの使用時間だ。デトロイト・ニュース紙の報道によると、フォード・モーターは次のようなメモを、ミシガン州ウェイン市の工場に勤務する従業員に配布した。「多数の従業員が、規定されている一日48分までのトイレ使用時間を守ることができない。無駄な時間がトイレに費やされ、そのため生産に悪影響が出ている。」 更...

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October 29, 2005

オレンジジュース新高値、これはハリケーンの影響?

正確な数字は分からない、しかし大きな被害があったはずだ。そんな理由で、オレンジジュースの先物は、1ポンドあたり1ドル19セントを記録し、1998年12月の高値を突破した。全米8割のオレンジはフロリダで生産され、ハリケーン・ウィルマは、かなりの打撃を与えたらしい。「ダメージを受けたことは間違いありません。しかし、はっきりした損害額が分かるのは、あともう1、2週間先になるでしょう」、とベーシ...

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October 31, 2005

気になる統計

+1.4%、これが過去30年間の平均だ。2005年のマーケットも、あと2ヶ月でお仕舞い。クリスマスラリーを待望しておられる方も多いことだろう。ストック・トレーダーズ・アルマナック社の統計によれば、11月のマーケットは年間12ヶ月を通して、月別で2番目という好成績をあげている。 上記の+1.4%は、過去30年間、S&P500指数が記録した11月の平均伸び率だ。同時期のダウ指数は+1...

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