September 2005 のトップ・ストーリー一覧

September 1, 2005

不景気に陥る可能性は20%

堤防が崩れ、ニューオーリンズ市は大洪水となってしまった。まるで沈んで行く船のようだが、州知事は全住民に対して、ニューオーリンズからの立ち退きを命じた。人口48万におよぶ市民の80%は、既に週末、市を去ったが、まだスーパードームなどの200カ所に6万人以上が避難している。特に2万人を保護するスーパードームでは停電に続いて水洗トイレが故障し、人々の不満が高まっている。 一般的にハリケ...

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September 2, 2005

眠る巨大睡眠薬マーケット

8時間は要らない。せめて6時間、いや5時間でもいいから毎晩ぐっすりと寝てみたい。バロンズ誌によれば、アメリカには6千万人の不眠症に悩む人たちがいる。およそ三分の一が医師に診てもらっているが、実際に処方せんが出ているのは、そのうちの半分だ。 「不眠症治療の処方薬マーケットには大きな可能性があります。正に眠れる巨人です」、と経済記者のヨアンナ・ベネット氏は言う。ベビーブーム世代の人た...

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September 3, 2005

連休のアメリカ、しかし半数は職場へ向かう

アメリカの失業率が4.9%に下がった。ここ4年間で最低の水準と報道されていたが、そんなことを聞くと、アメリカ経済は絶好調のように思えてしまう。そこで、もう少し詳しく4.9%の内容を見てみよう。先ず性別の失業率だが、男性は4.3%、女性は4.4%だ。人種別なら、白人は4.2%、黒人9.6%、そしてヒスパニック系は5.8%になる。最悪なのは10代の若者たちだ。なんと16.5%を記録している。...

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September 5, 2005

ハリケーンで注目を浴びるカナダ

ハリケーン・カトリーナと言うと、直ぐに高騰するガソリンに話が行ってしまうが、意外に話題にならないのが被害を受けたルイジアナの港だ。この規模はニューヨークやロサンゼルスの港を上回り、全米ナンバー1の貿易港というタイトルを持っている。全世界を見渡すと、ルイジアナは香港、上海、ロッテルダム、そしてシンガポールに次いで大きな貿易港だ。 約15%の米国輸出品は南ルイジアナ港を通るわけだが、...

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September 6, 2005

強かったセクター、嫌われたセクター

夏休み最後の連休が終わり、明日から本格的な秋の相場が始まる。今日もハリケーン・カトリーナの被害が中心に報道されているが、簡単に先週のマーケットの様子を復習してみよう。 買われたセクター 1、ユティリティ(電気ガス)指数 2、日本指数 3、ヘルスケア指数 4、オイル指数 5、エネルギー指数 売られたセクター 1、ケミ...

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September 7, 2005

今アメリカに求められる真のリーダー

ポール・アカード氏(36才)、ニューオーリンズ市警官、がピストル自殺した。全く冗談の通じない、超真面目警察官だったらしいが、ハリケーン・カトリーナの犠牲者になってしまった。市民を安全な場所へ誘導するだけでなく、次々に起こる商店の略奪で、警官たちの労働時間は一日20時間近い日々が続いている。 アカード氏もハリケーンで家を失った一人だが、「まるで何年も寝ていない病人のようでした」、と...

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September 8, 2005

トレードコーチが教える投資成功法

練習試合ではガンガンと長打を飛ばすが、本番になると全く打てなくなってしまう選手がいる。既にそれなりの技術はマスターしているが、精神面の弱さが成功への道を阻んでいるわけだ。株や先物指数のトレーダーにも、同様な症状に悩む人たちが多い。ペーパートレード(実際の資金を使わない売買練習)の時は素晴らしい成績を上げるが、実トレードに移ると正反対なことをしてしまう。損が重なり資金が減ると、どうしても自...

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September 9, 2005

45億円の報酬、しかし実績はゼロ

アメリカは実力主義社会だと思っていたが、こんな数字をつきつけられると、少し考えてしまう。先ず下の月足チャートを見てほしい。 低迷というよりも、正に株主の悪夢だ。シエナ社のチャートだが、ここ4年間で90%も下げている。余談になるが、これで下がったところで買い足す、難平買いの怖さが分かっていただけると思う。 もしあなたがこのシエナ社の大株主だったら、必要な票を集めて...

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September 10, 2005

サド?マゾ?あなたの上司はどのタイプ

こんな会社辞めてやる!サラリーマンなら一度は考えることだ。仕事がつまらないから、そんなことを言うわけではない。問題は職場での人間関係、特に上司とうまくいかないのだ。そんな悩みを持つ方々に、フォーブス誌は上司のタイプ別による対処方法を紹介している。 1、マキアベリ的な上司:目的のためには手段を選ばない、策略にたけたタイプだ。会社のトップを目指して、冷酷に部下を道具あつかいする。よく...

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September 12, 2005

グーグルの弱点?

ユナイテッド航空が、会社更生手続きの申請をしたのは2002年の終わり頃だった。毎日2千万ドルの赤字を出しながら飛んでいたというから、連邦破産法第11章に基いて、会社の再生手続きをするのは当然な結果だったわけだ。そして先週水曜、最高経営責任者は記者会見で、こんな発表をした。「ユナイテッド航空は2月1日までに、現在の破産保護状態から抜け出せると思う。そして2006年中には利益が出せるはずだ。...

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September 13, 2005

水は水、コマーシャルの威力

蛇口をひねれば水はタダで飲める。しかし、わざわざ金を出してボトル入りの水を買う人が圧倒的に多くなった。以前はぺリエしか名前が浮かんでこなかったが、今日コンビニでは、少なくともアクアフィナ、ダサニ、クリスタルガイザー、エビアンなどのボトル入りの水が売られている。 ABCニュースの質問に、高校生くらいと思われる女生徒は、こう答えた。「いつもダサニを飲んでいます。とても自然な味がしてお...

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September 14, 2005

子どもが太るのはマクドナルドの責任?

ノースウエスト航空の整備士がストに入ってから、約3週間が経った。会社側も今日から、新規従業員を雇って、スト中の整備士を入れ替える方針だ。これで整備士たちは完全に職を失う可能性が出てきたが、AP通信によれば、今のところ職場に戻ったのは、たった5人だけだという。 話し合いが駄目なら、人々はストのような強硬策を使って、相手側に自分たちの要求を呑ませようとする。ガソリン高がアメリカの消費...

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September 15, 2005

幹事証券会社から見放された第二のグーグルBIDU

コーヒーを飲みながら、チャットルームをぼんやり眺めていると、やたらとBIDUの四文字が出てくることに気がついた。BIDU(バイドゥ・ドット・コム、中国のサーチエンジン)はナスダック市場で取引される、第二のグーグルと騒がれた、今年夏一番人気の新規公開株だ。初取引は8月5日、66ドルで始まり、なんと倍に近い122ドル54セントで終了した。正に第二のグーグルにふさわしいデビューだった。 ...

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September 16, 2005

遅すぎた企業再生手続き

チームが勝てないのは監督が悪い。子どもの成績が上がらないのは先生の責任。高すぎる税金は大統領のせいだ。物事はこんなに単純ではないが、この論法でいくと、破綻したデルタ航空とノースウエスト航空は経営陣の責任ということになる。 既に破産保護の下で営業しているユナイテッド航空とUSエアウェイズ(アメリカウエスト航空と合併)は、四年前の9月11日にニューヨークを襲ったテロ事件が、直接的な経...

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September 17, 2005

高い買い物

スカイプと言えばインターネット電話会社だが、この買収を狙ってイーベイが本格的に動き出した。買収価格は41億ドルと推定されているが、早くもイーベイはウォールストリートで笑いの種になっている。ルクセンブルグに本拠地を置くスカイプだが、2004年度の売上高は米ドルに換算すると約700万ドルだった。こんな会社に、イーベイは41億ドルまで払おうというのだから、正気の沙汰ではないと思われても仕方ない...

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September 19, 2005

金人気の秘密、それは日本経済

金に人気が集まっている。ここで言う金とはカネのことではなく、ゴールドのことだ(念のため)。話はいきなりそれるが、昔の学生たちはカネが無くなり困り果てると、「ゲルピン」という言葉を使ったそうだ。ドイツ語でカネはゲルト、危機は英語でピンチと言う。なんと英語とドイツ語の合成語だったわけだが、なかなか上手い表現だ。 下はゴールド指数の日足チャートだ。9月9日にブレイクアウトして、ここのと...

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September 20, 2005

ベーブ・ルースとトップファンドマネージャー

ある大手企業が、20人のファンドマネージャーを使って、会社の資金を株で運用させた。一定期間が過ぎ、途中経過を報告させたところ、一つ腑に落ちない事が出てきた。最も優れた成績を上げたファンドマネージャーは、勝率が極めて低いのだ。ポートフォリオ全体の上昇率は文句無い。しかし、一つ一つ銘柄を調べてみると、下げ銘柄数が上げ銘柄数を、はるかに上回っている。何故こんなことが起きたのか、早速会社側はファ...

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September 21, 2005

デイトレードから長期投資に応用できる窓

6時起床、6時15分朝食、そして7時の電車で会社へ向かう。毎日繰り返される日課だが、こんなお決まりの手順を踏むことが株トレードにも重要だ、とマネーマネージャーのブランドン・フレデリクソン氏は言う。同じことの繰り返し、と言うと退屈なかんじがするが、これが生活に一定のリズムをつけることになる。 フレデリクソン氏はデイトレードから長期投資まで手がけているが、氏の一日は先ずニュースをチェ...

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September 22, 2005

プログラムトレード入門

あと5セント下がったら損切るしかない、と半分諦めていると、突然SP500指数が跳ね上がった。何が起きたのだろう。チャートを見ても、別に重要なサポートラインにぶつかり反発しているわけではない。とにかく良かった。この指数の思いがけない回復で、持ち株が上昇し始めた。トレーダーならそんな経験をされた事があると思うが、マーケットを襲ったプログラムトレードに助けられた可能性大だ。 大手証券会...

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September 23, 2005

企業イメージ格上げを狙うマクドナルド

イメージチェンジを狙って、マクドナルドの新しいコマーシャルが放映される。といっても、もっとお客さんに来てもらおう、といった内容ではない。アメリカではマクドナルド=給料が安い、職として将来性が無い、昇給は望めない、などといった見方が大衆に定着してしまっている。だから当然な結果として、長期的にマクドナルドで働く人は少なく、どうしても高校生のパートタイマーが中心になってしまう。こんな企業イメー...

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September 24, 2005

社長は神様?

勤務時間中に会社を抜け出しストリップ劇場へ向かう。しかし運悪く上司に見つかり、首になってしまった。厳しすぎる処置だ、と思われるかもしれないが、この場合ならどうだろう。日曜の午後、ストリップ劇場で二時間ほど暇つぶしをする。翌日出社すると、さっそく上司に呼ばれ解雇を言い渡されてしまった。理由は昨日ストリップ劇場へ行ったからだ。休日に何をしようと会社には関係無い、と反論したのだが、社風に合わな...

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September 26, 2005

静かな買い手、騒々しい売り手

選択は二つ、売りと買いだ。模様眺めを含めれば三つになるが、最終的には買いと売りしかない。もちろん株の話をしているわけだが、ウォールストリートに代表される証券業界も、単純に買い手(Buy Side)と売り手(Sell Side)の二つに区分できる。二者の決定的な違いは何だろうか。「一方はとても静かですが、他方はいつも声高々に叫んでいます」、と言うのはロバート・グリーン氏(ブリーフィング・ド...

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September 27, 2005

三つの罠

トレーダーとして成功するためには、三つの壁を克服する必要がある、と語るのはブレット・スティーンバーガー氏だ。氏は単にトレード心理の研究で有名なだけでなく、20年のトレード歴も持ち合わせる。さっそく、三つの壁について説明してもらおう。 「最初に挙げたいのは完全主義です。これは特にトレードを始めたばかりの人たちに多いのですが、あまりにも非現実的な利益目標を設定する傾向があります。トレ...

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September 28, 2005

アメリカ人が持つ六の心配事

お金に関することで、あなたが最も心配していることは何ですか、とマネー誌は1000人の働くアメリカ人に尋ねた。圧倒的に多かった回答は、自分が死んでしまった場合、残された家族は経済的に大丈夫だろうか、という不安だった。そんな時のために生命保険があるのだが、実際に加入しているのは就業者の約50%ほどだ。 突然の死よりも起きる確率が高いのは、交通事故や病気などが原因となり、働くことが不可...

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September 29, 2005

危険な投資アドバイザー

アメリカンドリーム、という言葉がある。家を買って、良い車を運転し、子どもには最高の教育を与え、そして老後は快適な隠居生活をおくる。そんな夢なら私たち日本人も持っているから、ジャパニーズドリーム、と言うこともできる。こんな統計がある。約50%の働くアメリカ人の預金高は2万5000ドル(282万5000円)以下であり、20%の人たちには全く預金が無い。これではアメリカンドリームを実現できない...

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September 30, 2005

アメリカ株式市場、3つの買い材料

9月も大詰め、あと3ヶ月で2005年度のマーケットが終了する。1月、1213ドルでスタートを切ったS&P500指数は、現在1220ドルを示し、たった0.5%の上昇というアクビの出そうな展開だ。もちろん、11回連続の短期金利引き上げ、高騰するオイル、ガソリンを考慮すれば、マーケットは健闘している、と言うこともできる。 9ヶ月間たいした動きを見せなかったマーケットだが、ポートフォリオ...

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