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Saturday July 23, 2005

HEADLINE

US Market Recap 感情を殺せば株で儲けることができるのか?
Wall Street English リストラではない

US Market Recap

感情を殺せば株で儲けることができるのか?

つい欲に目がくらんでしまい、という形で話が始まれば、失敗談と思ってまず間違いない。ウォールストリートという映画の中で、ゴードン ゲッコーは「欲は良いものだ」と言ったが、一般的には欲張った株投資を警告する声が多い。よく耳にする言葉に、「株価を支配するのは欲と恐怖だ」、というものがある。今朝の話題から好例をあげるとすれば、グーグル(GOOG)が最適だろう。

決算発表後、グーグル最高経営責任者のエリック シュミット氏は、「第3四半期は、投資者の方々が期待しているような高い結果を出すのは難しい」と語った。こんな事を聞かされては、恐怖におびえるまでは行かなくとも、不安になって株を投げてしまう。しかし、プルーデンシャル証券からの話を信じるなら、投資者の態度は正反対になる。プルーデンシャルは「今朝の下げは良い買いチャンス」と述べただけでなく、グーグルの目標株価を400ドルに引き上げた。欲に走って買いを入れた投資者もいることだろう。

お分かりのように、投資者に欲や恐怖を与える大きな原因の一つは、テレビやインターネットを通じて入ってくるニュースだ。自分の持ち株が人気アナリストによって格下げ。こんなニュースなら動揺のあまり、寄り付き早々に株を投げ売ってしまうことだろう。完全に感情だけに支配され、肝心な論理的思考を失ってしまった結果だ。それでは、感情を抑えることができれば、株で儲けることができるのだろうか。こんな面白い報告がある。

普通の知能指数と論理的思考能力は有るが、感情をつかさどる脳の部分に支障のある大人を使って、投資テストが行われた。この実験はカーネギーメロン大学、スタンフォード大学、そしてアイオア大学からの研究者たちによって実施された。15人が実験対象になったわけだが、これら15人に共通していることは恐怖や不安といった基本的な感情が、脳障害のために抑制されてしまっていることだ。

テスト結果は、脳障害を持つ人たちの方が、一般の人たちよりも投資テストの成績が良かった。恐怖や不安を感じることがない脳障害者たちは、危険度の高い投資に対してまったく躊躇することがなく、ギャンブル的と思える投資もスンナリとすることができた。その一方、普通の大人たちは各投資場面で衝動的になり、最終的な口座残高は脳障害者に劣るものとなった。やはり感情をコントロールすることは、成功する投資者になるために欠かせない要素のようだ。

Wall Street English

リストラではない

コスト削減を狙ったリストラのニュースが目立つようになった。ウォールストリートジャーナル紙によれば、フォードモーターは1万5000人までにおよぶ解雇を計画しているらしい。注目してほしいのは、フォードモーター広報担当者からのコメントだ。

"We had to take the difficult step today of conducting involuntary separations because we weren't able to meet our cost-cutting objectives solely through voluntary separations," Ford spokesman Oscar Suris said.

自発的な退職を促すだけではコスト削減目標を達することができなかったため、今回のようなリストラ方針を打ち出すしかなかったということだが、解雇とか人員削減などの言葉は見られない。太字に換えたが、広報担当者が使ったのはseparaions(お別れ)だ

首にするではカドがたつ。解雇や人員削減も冷たい感じがする。別れなら少しは人情味があるのだろうか。

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