今年も残りわずか
Wednesday December 3, 2008
さて、USマーケット・ウォッチは、今日をもちまして終了となりました。皆様にご愛読していただいたこと、心より感謝いたします。
暇なときは、私のブログ「株の話、経済の話、何の話だろう?」に遊びに来てください。
こうして、今日まで馬渕さんと一緒に仕事ができたこと、とても嬉しく思っています。
どうぞ皆さん、良いクリスマス、年末をお迎えください。
鎌田 傳
さて、USマーケット・ウォッチは、今日をもちまして終了となりました。皆様にご愛読していただいたこと、心より感謝いたします。
暇なときは、私のブログ「株の話、経済の話、何の話だろう?」に遊びに来てください。
こうして、今日まで馬渕さんと一緒に仕事ができたこと、とても嬉しく思っています。
どうぞ皆さん、良いクリスマス、年末をお迎えください。
鎌田 傳
バリー・リットホルツ氏(ritholtz.com)は、こんなことを指摘している。
・ブラック・フライデイ(クリスマス・セールの始まる金曜は、ブラック・フライデイと呼ばれている)の売上高は、小売業界に友好的な団体によって用意されるため、実際の売上高より多めに報告される傾向がある。(注: 報告される数値は、売上高を合計したものでなく、単に意見調査をまとめただけ。)
・上の事実を知らないジャーナリストは、間違った報道をしてしまう。
ウォールストリート・ジャーナルの記事に関して、リットホルツ氏は、こう述べている。
週末の売上は予想以上に良かった、と報道されているが、これは3370人の買い物客に対して行われた、全国小売連盟による意見調査だ。この調査によれば、週末の買い物平均額は372ドル57セントにおよび、去年の同時期を7.2%上回った。
問題は3つある。
1、全国小売連盟は、小売業界の応援団的存在であり、偏見の無いデータを期待することはできない。
2、クリスマス・ショッピングに、どれくらいの金額を使う予定ですか、と聞かれても、正確に予想できる消費者は少ない。更に、意見調査の質問も、小売業者に都合の良い回答が得られるように作られている。
3、記事のヘッドラインと、本文が矛盾している。
リットホルツ氏は、こんなことも付け加えている。
他紙、例えばニューヨーク・タイムズは、 全国小売連盟が合計した週末の小売売上高という表現を使っているが、これも適切な報道ではない。繰り返しになるが、全国小売連盟が発表したのは意見調査結果であって、実際の売上高を総計したものではない。
ということで、全米不動産協会からのデータには気をつけなければいけないように、全国小売連盟からの発表にも注意が必要だ。
(参考にしたサイト: http://www.ritholtz.com/blog/2008/12/spinning-black-friday-retail-sales/ )
2、銀行破たんを利用したもの: 連邦預金保険会社(FDIC)の名前を使って、「あなたの銀行は危ない」、というメールを送る。もし、心配する消費者から返答があった場合は、デタラメな解決方法を説明し、申込み用紙に必要な情報を記入させて個人情報を盗む。
3、住宅ローンを利用したもの: 月々の住宅ローン支払いに困っている人を狙って、「私がローンを払ってあげましょう」、と話を持ちかける。条件は、不動産の譲渡証書に署名して家を出ること。もちろん、最初から家を取り上げるのが目的だから、詐欺師が住宅ローンを払うことはない。自己破産で信用度を傷つけたくない、という消費者心理を狙った犯罪だ。
4、住宅ローンを利用したもの その2: これも月々の支払いに困っている人たちが狙われる。「私が銀行と交渉して、月々の支払額を、もっと低くしてあげましょう」と話を持ちかけ、法外な交渉料金を請求する。
5、クレジット・カードを利用したもの: 金融危機で、信用度の低い人たちは、クレジット・カードを入手するのが難しくなっている。こんな人たちを狙って、信用度に関係なく、誰でもクレジット・カードが手に入る、という宣伝を使って数十ドルから数百ドルの申込み金を騙し取る。
6、信用度を利用したもの: 信用報告書に載せられた、悪いレポートを削除します、という文句を使って、信用度の低い人たちから法外な申込み料金を取る。事実は、いったん載せられてしまったレポートは、そう簡単な手段で削除することはできない。
7、自宅ビジネスを利用したもの: 労働市場が不安定な今日、多くの消費者は生活レベルを維持するために、副収入が必要になっている。そんな人たちにとって、コンピュータがあれば誰でもできる、自宅でのビジネスは最高だ。ほとんどの場合、49ドルから99ドルほどの入会金を払うことになるが、先ず月々の収入が得られることはない。
8、慈善事業を利用したもの: 赤十字、ユニセフと似たマークなどを使って、消費者から募金という名前で金を騙し取る。
9、偽小切手を利用したもの: あなた宛に、数百ドルから数千ドルの小切手が一枚届く。同封された手紙には、小切手に記された金額の3割はあなたのもの、そして残りの7割は下記に送金して欲しい、と書かれている。早速あなたは銀行へ行って、先ず自分の口座に小切手を入れ、そして指示された金額を送金する。
あなたに送られてきた小切手は、詐欺師が実際に存在する会社と口座番号を盗んだものだから、直ぐにはそれが偽物であったことは分からない。しかし、数日、数週間後に事実が判明し、あなたは指定された7割の金額を騙し取られたことに気がつく。
(参考にしたサイト: http://www.walletpop.com/specials/10-new-scams-for-troubled-times)
ガートマン・レターという、ヘッジファンドや金融機関のトレーダーたちに読まれているニュース・レターがある。株、国債、商品、為替に関する情報が4ページにまとめられ、これを読まなければ一日が始まらない、と言うトレーダーたちもいる。
執筆しているのはデニス・ガートマン氏。毎朝2時半に起きてニュースレターを書くというから、それなりの体力が無ければ続かない。
マーケットの情報以外にも、ガートマン氏は「22のトレード・ルール」というものを発表しているので、早速いくつか見てみよう。
・損が出ているポジションは処分すること。どんなことがあっても、買い足し、売り増しなどしないこと。
・トレーダーは雇われ兵のようなものだから、負けている側ではなく、勝っている方に付くこと。買いが不利なら、さっさと売りに転ずることだ。
・最も弱いものを売り、最も強いものを買え。
・負けポジションを長く保有することは心理面に悪影響となり、結果的に適切なトレード判断ができなくなってしまうことを覚えておこう。
・長期チャートに出来た反転パターンを軽視してはいけない。
・マーケットで成功するには、ファンダメンタリストのように考え、そしてテクニシャンのようにトレードすることだ。
・トレード方法はシンプルに。複雑な方法は、自分で自分を混乱させることになる。
・勝っているポジションとは気長に付き合え。負けポジションは直ぐに捨てろ。
・マーケットと言い争うな。
・強いものは買い足し、弱いものは更に売ること。
・やり難いと思うトレードを実行しろ。言い換えれば、大衆が疑問視するトレードを実行することだ。
・トレードには波がある。毎日コンスタントに儲けることは有り得ない。連勝している時は強気に、負けが続いている時は株数を減らすことだ。
・筋の通らない、馬鹿げたマーケットは予想以上に長く続くものだ。下手に逆らえば、あなたの口座残高など直ぐ無くなってしまう。
(参考にしたサイト: http://www.dacharts.com/articles/_22rulestrading.htm)
さて感謝祭。食卓を飾る七面鳥には最悪の日だが、一家揃って食事をするのは楽しい。出かける前に、cnbc.comで見つけた、少し変わった株価に関する話題を簡単に紹介しよう。
一株で何が買える?(株価は先週金曜の終値)
左側が銘柄名、右側が、その株価で買えるもの。例えば、マイクロソフトは、先週金曜19ドル68セントで終了だから七面鳥を10ポンドほど買うことができる。
・マイクロソフト 19ドル68セント: 七面鳥10ポンド(約4530グラム) 19ドル90セント
・ハートフォード・ファイナンシャル 4ドル95セント: アップル・パイ 4ドル99セント
・ゼネラル・モーターズ 3ドル6セント: ヤム芋5ポンド(約2265グラム) 2ドル99セント
・AIG 1ドル60セント: 冷凍野菜1袋 1ドル49セント
・バークシャー・ハサウェイ 90000ドル: ポルシェ911 87000ドル
・グーグル 262ドル43セント: オリンパス10メガピクセル・カメラ 259ドル99セント
・エクソン 75ドル81セント: NELフットボールのジャージ 80ドル
・コーチ 14ドル74セント: インディアナ・ジョーンズのDVD 14ドル99セント
・イーストマン・コダック 6ドル93セント: 100錠入りのエクセドリン(頭痛薬) 6ドル99セント
・サン・マイクロシステムズ 3ドル2セント: ギフト用包装紙 2ドル99セント
・フォード 1ドル43セント: キャンディー棒 1ドル49セント
・Eトレード証券 90セント: 七面鳥の詰め物 99セント
(参考にしたサイト: http://www.cnbc.com/id/27888369)
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